『証』
こんにちは。主務としてチームを支える縁の下の力持ちでありながらツンデレな一面も併せ持ち、誰からも愛されている先輩、濱口睦子(CN:シュウ)さんからバトンを受け取りました、慶應義塾大学商学部2年並びに体育会女子バスケットボール部の松岡優希乃(CN:ルキ)と申します。拙い文章ではございますが、最後までお付き合いいただけますと幸いです。
私が最近幸せを感じた瞬間は、新しいバスケットシューズを購入したときです。物を大切にするように、という両親の教えもあり、昔からボロボロになるまで同じ物を好んで使い続ける傾向のある私ですが、先日とうとうバスケットシューズが寿命を迎え、新調することになりました。新しいシューズは馴染むまでに多少の時間がかかりますが、真っ白な見た目に気分も一新され、自然と気合いが入るような前向きな気持ちになれます。
新しいバスケットシューズにワクワクすると同時に、これまで一緒に頑張ってきた古いシューズを見て、改めて愛着が湧いてきました。その靴の裏や中敷き、靴紐などには自分がどこに力が入っているのかがわかるほど跡がついており、ただの使い古されたバスケットシューズです。しかし、一朝一夕では成し得ないその跡が、日々練習を重ねてきた証であるようで心強く感じ、自信にもつながりました。自分が重ねてきた努力を信じられる気持ちと、これからも進んでいくぞという前向きな気持ちに、ささやかながら確かな幸せを感じました。

さて、今週末にはリーグ戦第4戦が控えています。チームの目標を達成するために、仲間を信じてそれぞれの役割を全うし、チーム一丸となって闘い抜きます。引き続き変わらぬご声援のほど、よろしくお願いいたします。
最後までお読みいただきありがとうございました。次回は、まっすぐな眼差しと笑顔が魅力的で、フレッシュさでは誰にも負けない素直な後輩、山形楓(CN:ゼン)です。どうぞお楽しみに!